用語集
ワークブックのデータ、計算、エンジンを呼び出す仕組みに関する言葉をまとめています。初めて読む場合は 基本概念 から進めてください。
パッケージと設定
| 用語 | 意味 | 詳細 |
|---|---|---|
| ヘッドレス | 表計算アプリケーションの操作画面を使わずに動くこと | Formulon を使う理由 |
| 実行環境(runtime) | ブラウザや Node プロセスなど、アプリケーションが動く環境 | 実行環境 |
| 実行入口(surface) | WASM、Python、CLI など、ホストから見える API と配布形式の組 | 実行入口を選ぶ |
| バインディング | 共通のコアをホスト言語から呼び出せるようにするコード | バインディング |
| Excel 互換性プロファイル | mac-365-ja_JP など、再現する Excel のプラットフォームと地域設定。実行時の設定で、ファイルには保存されません | ロケールプロファイル |
| UI ロケール | Cell の操作画面の言語。マウント後の言語変更はワークブックの計算プロファイルも連動して変更します | 言語切り替え |
| UI プロファイル | embedded、full など、Cell の操作部品や機能を選ぶ設定 | 設定オプション |
| 数式の共通表記(invariant formula) | 表示言語に依存しない、英語の関数名と共通の区切り文字を使う保存用の数式 | 数式の言語 |
セルと計算
| 用語 | 意味 | 詳細 |
|---|---|---|
| ワークブックモデル | 読み込みや新規作成でメモリ上に保持される、シート・セル・数式・スタイル・計算状態 | ライフサイクル |
| A1 形式のアドレス | Summary!B2 などのセル名や範囲名。API に数値で渡す番号は 0 から始まります | 基本概念 |
| キャッシュ値 | 数式の保存済みの計算結果。再計算するまで古い値のことがあります | 再計算 |
| 表示文字列 | 値に表示形式を適用した文字列。元の値や数式の文字列とは別です | 表示とレイアウト |
| 再計算待ちのセル(dirty cell) | 計算結果を更新する必要があるセル | 再計算 |
| 参照元セル(precedents) | ある数式が読むセル。B1 が =A1*2 の場合、A1 は B1 の参照元です | 依存関係の追跡 |
| 参照先セル(dependents) | あるセルを読む数式セル。同じ例で、B1 は A1 の参照先です | 依存関係の追跡 |
| 依存グラフ | 再計算が必要な数式と、その計算順序を決めるための関係を表したもの | 再計算 |
| 揮発性関数 | NOW、RAND など、入力を編集していなくても再計算時に評価される関数 | 再計算 |
| スピル/アンカー | 配列数式の出力範囲/その数式が入っているセル | 動的配列 |
| 部分再計算 | 指定した出力セルとその計算に必要な数式を更新する処理。それ以外は再計算待ちのまま残ることがあります | 再計算 |
ファイルとツール
| 用語 | 意味 | 詳細 |
|---|---|---|
| ラウンドトリップ | ファイルを読み込んで再び保存すること。機能の保持と、その描画・計算への対応は別です | ファイル形式 |
| パススルー | モデルで解釈せず、ファイルの一部をバイト列として保持すること | ファイル形式 |
| 損失診断 | 読み込みや書き込みで、未解釈・保留・破棄となった機能の報告 | ファイル形式サポート |
| ピボットキャッシュ | ピボットテーブルが集計する保存済みの元レコードや項目。再計算だけでは元データから更新されません | ピボットテーブル |
| Oracle データ | 互換性を確認するために、実際の Excel から取得した正解データ | Oracle テスト |
| MCP セッション | ローカル MCP サーバーのメモリ上に開かれ、sessionId で指定するワークブック。保存操作でファイルへ書き出します | MCP ワークフロー |
| セッションの dirty フラグ | 最後に損失なく保存できた状態と異なる可能性を示すもの。セルの再計算待ちとは別の状態です | MCP ワークフロー |